【MLB】ブルージェイズが快勝 5回表に一挙5得点 ゴーズマンは10奪三振でキャリア初の完封勝利
【ブルージェイズ7-0アスレチックス】@オークランド・コロシアム
日本時間6月9日、ブルージェイズは敵地オークランド・コロシアムでのアスレチックス3連戦の2戦目を迎え、7対0で快勝。先発のケビン・ゴーズマンがキャリア初の完封勝利をマークし、打線は5回表に一挙5点を奪うなど、投打が噛み合った。ゴーズマンは9回109球を投げて被安打5、奪三振10、与四球1、無失点の快投で5勝目(4敗)をマーク。今季2度目の登板となったアスレチックス先発のルイス・メディーナは5回途中5安打6失点でノックアウトされ、今季初黒星(0勝)を喫した。 【動画】ブルージェイズ先発のケビン・ゴーズマンが10個の三振を奪う(MLB.comより) ブルージェイズは1回表一死から3連続四球で満塁とし、ダニー・ジャンセンの犠飛で1点を先制。「29試合連続で初回に得点なし」という球団ワースト記録をようやくストップした。5回表には先頭のケビン・キアマイアーが2号ソロを放ち、待望の追加点。二死後、ブラディミール・ゲレーロJr.が二塁打でチャンスメイクすると、ボー・ビシェットとジャンセンに連続タイムリー二塁打が飛び出して4対0とリードを広げ、さらに二死満塁からアイザイア・カイナー=ファレファのタイムリーと暴投で2点を追加し、一挙5得点のビッグイニングとなった。 9回表には一死からの連打で1・2塁のチャンスを作り、ジャスティン・ターナーのタイムリーでダメ押しの7点目。8回までアスレチックス打線を無得点に封じていたゴーズマンは9回裏のマウンドにも上がり、3~5番の3人を三者凡退に抑え、109球で5安打完封勝利をマークした。ゴーズマンの完封勝利はメジャー12年目で初めて。完投もメジャー2年目、オリオールズ時代の2014年に雨天コールドゲームで5イニングの完投を記録して以来10年ぶりである。また、2ケタ奪三振は今季2度目となった。