7歳差姉妹が日本女子代表“初共演”!江川涼×江川凜が語る初招集の舞台裏|フットサル
12月18日から21日にかけて行われた日本女子代表候補国内トレーニングキャンプで、日本フットサル界に新たな歴史を刻んだのが、初めて“姉妹”で日本代表に選出された「江川涼」と「江川凜」だ。 【画像】江川姉妹の仲良しショット! 今年で29歳を迎える姉・江川涼は、2015年の初招集から10年間日本代表に選出されている、日本のエース。2023年に行われたアジアの大会「NSDF WOMEN'S FUTSAL CHAMPIONSHIP」ではMVPを受賞した。 一方、22歳の妹・江川凜は、競技転向2年目にして初めて代表に選出された。19日に行われたトレーニングマッチでは、初招集ながらも堂々としたプレーを披露。これからの活躍に期待が懸かる。 今回、代表で初共演した2人が、江川凜の選出時のエピソードや一緒にプレーしての感想、代表に懸ける思いについて語った。 ※取材は12月19日に行いました
「知っていたのに教えてくれなかった」(涼)
──姉妹での代表初招集、おめでとうございます! 2人 ありがとうございます! ──凜さんが追加招集された時、涼さんはどんな気持ちでしたか? 涼:今日(19日)の朝食後に須賀さんから全体に発表されて「……え?凜?」と戸惑いました(笑)。 選手間で追加招集選手の予想をした時に凜の名前も挙がっていたので少し期待もありましたが、実際に凜だとわかった時は「え、マジで!?」と思いました(笑)。みんなが自分のほうを見るからニヤニヤが止まらなかったですし、シンプルにうれしかったです。 凜:自分は、昨日の夜に聞きました。 涼:知っていたのに、教えてくれなかったんですよ(笑)。 凜:私がその話を聞いたのも唐突だったんです。代表選手はみんな知っていると思っていましたし、連絡せずに登場しました(笑)。 涼:朝、須賀さんに言われた時に「おい、聞いてないぞ?」と思って。すぐに「今どこ?」と連絡したら「もう着いたよ」と返事がきました(笑)。 ──逆に、凜さんは代表の話を聞いた時はどんな気持ちでしたか? 凜:正直、本当に自分では予想していませんでした。11月の前回の代表候補の活動と、今回の活動の時に、ラス・ボニの選手から「入ると思っていた」と期待して言ってもらうこともありましたが、自分自身は手応えがあまりなくて。まだ入れないだろうなと思っていました。 今回も追加招集のことはまったく考えていなかったので、すごく驚きました。でも「どうしますか?」と聞かれた時には、すぐ「行きます」と答えました。 涼:どうしますかって聞かれるんだ! 凜:そう、予定の確認で「明日からですけど、どうしますか?」と聞かれる感じですね。二度とないチャンスですし、モノにできればと思って「いきます」と即答しました。