「神奈川ビジョン」発表 黒岩知事が会見(全文2)明日の宣言解除は厳しい
休業要請解除シナリオは今日出すつもりだったのか
NHK:重ねて、休業要請の解除等のシナリオについてなんですが、東京都はすでに先に出していて、可能性としては神奈川もひょっとしたらあしたというタイミングがあって、ちょっとこれ、私個人的な思惑だったかもしれませんけれど、もう今日の段階であらかじめ早めに出して、業界含めて皆さん方の心の準備という形で明らかにされるのかなと思ったんですが、ちょっと今日の段階では出なかったということについて、もともと知事は、今日出そうと思われていたのか、もしくはやっぱり28とか31を見据えての判断だったのでしょうか、いかがでしょうか。 黒岩:これは今、国のほうで各業種、業態に声を掛けて、それぞれの業界がどんな形で感染症対策をやってくるのかといったガイドラインですね、どんなふうに事業を進めていくのかといったガイドラインをずっと集めてるといったことと把握しております。 全業種がそれでそろうわけでもないといった中で、そのガイドラインといったものを参考にしながら、それを1つのベースにしながらわれわれ独自のものを作っていこうとしているといったことでありまして、今日の時点では間に合ってないですけども、これ自体は、今日間に合ってなくても、基本的な考え方さえお知らせしておけば、それは間に合わないわけじゃない。実際解除されたあとに、それをご提示するといったことでいいのかなというふうに思っているところであります。
段階的解除の考え方はいつ提示するのか
NHK:私からは最後ですが、段階的解除の考え方については、あす見送りだとしても28、31、あると思いますが、政府の発表される前にご提示になるおつもりなんでしょうか。 黒岩:それはあり得ると思いますね。その辺りは、業界のガイドラインのそろい方、充実の仕方、そういったものをじっくり拝見しながらわれわれの対応を考えていきたいというふうに思っています。 NHK:そしたら、前に必ず出すというよりは、ちょっとそこは流動的、ひょっとしたら解除のあとということもあり得るんでしょうか。 黒岩:つまり解除といったときに、皆さんに発表いたしますね。そのときに間に合えば大丈夫なのかなというふうに思っています。解除される前にそれを具体のことをあまり申し上げても、あまり皆さんの耳に入らないかもしれないので、解除されたときにこういうふうな形でやっていってくださいといったことを申し上げるというふうなことで考えています。 NHK:では幹事社からは以上です。各社さん、どうぞ。 黒岩:どうぞ。 【書き起こし】「神奈川ビジョン」発表 黒岩知事が会見 全文3に続く