「神奈川ビジョン」発表 黒岩知事が会見(全文2)明日の宣言解除は厳しい
加入すれば、それぞれの利便性が高まる
ですから、これ、われわれはもっと多くの方がこのLINEパーソナルサポート、これにご加入いただくと、それぞれの利便性が皆さんに高まるというふうに思っています。それとともに、これをそのまま使って、先ほどお話をしましたけど、LINEコロナお知らせサポートといったもの、お店に行って、そこでぴっとやるだけで、そのあとでそのお店で感染者が出たといった場合には、あなたが行ってたお店の中であの日に感染者が出ましたよっていう話がばっと行くわけですね。 そうするとやはり、自分がそういう可能性があるということがその人に伝わるということは非常に大きなメリットだというふうに思いますね。ですから、この際、LINEパーソナルサポート、皆さん、どんどん登録していただいたほうがいいなというふうに思っています。 ただ、そうはいってもそんな分かんないよと言われる方は当然いらっしゃると思います。そういう方には、お店に行って、自分の名前と電話番号、これを書いていただくと。こういったことも並行してやっていきたいというふうに思っています。 毎日新聞:ありがとうございます。
神奈川は宣言解除されるか
NHK:同じく幹事社のNHKの【フカザワ 00:38:46】です。あらためて伺いますが、あす、政府のほうで緊急事態宣言の解除の1つの判断を示されますが、あらためてあす神奈川がどうなるかと、今のご所感、お願いいたします。 黒岩:最近本当に患者の数は減ってきていますね。ただ、全国の減り方から見ていると、最近ちょっと神奈川は数が十分に減りきってないと。むしろ前よりもちょっと増えているようなときもありますね。これの主な原因はクラスターですね。病院等で起きているクラスターで、ぼんとこの数字が跳ね上がっているというのが今起きているといったことでありまして、市中感染といったものがぐっと抑えられているというふうには思います。 しかし国が作られた解除の基準といったものの中で、人口10万人当たり、直近の1週間で0.5人以下といった数字、これはちょっと達成できてないといったことがありますので、あした、解除されるということは非常に厳しいんじゃないかなというふうには思っています。 しかしそうはいってももう1つの基準があって、1人ぐらいであってもクラスター等の状況を判断して、総合的に判断するというふうな文言もありましたので、それが適用されて首都圏全体ということで考えたときに解除ということがないシナリオではないとは思いますけども、われわれが今、それをどうこうするわけじゃない。国のご判断をお待ちしたいというふうに思っています。