「仙人のような貫禄」定位置で風格たっぷりに座る愛猫の姿が「猫の域をこえて違う動物に見える」
窓際に座る猫。 写真の猫は、X(旧Twitter)ユーザー@fuji_221102さんの愛猫・平男くん(取材当時1才)です。飼い主さん夫婦がテレビを見ていると、平男くんが定位置でいつものようにリラックスしていたのだとか。しかし、その姿が飼い主さんには猫らしく見えなかったため、思わず写真を撮ったそうです。 【写真】飼い主さんが猫の域をこえていると感じた平男くんの姿 飼い主さん: 「『七福神のえびす様』かと思いました。『ぬこ? 』と投稿したのも、その風格が猫の域をこえているように感じたからです。動物で例えるなら、私にはコアラに見えました。夫はタヌキに見えたそうです。ちなみに、わが家は道路に面しているのですが、窓の前を通る小学生たちからはフクロウと言われたことがあります」 そんな飼い主さんの投稿は、11.9万回も表示されるほど話題に(2024年10月21日現在)。平男くんが「ぬっ」とした表情をしていた理由について、飼い主さんにお話を伺いました。
平男くんは、なぜ「ぬっ」とした表情をしていた?
平男くんが「ぬっ」とした表情をしていた理由について、飼い主さんは次のように推測します。 飼い主さん: 「たぶん、『今ここで寝たい』という気持ちがあったのだと思います。平男は、自分の気持ちに素直なところがあり、リラックスしたいときは全力でリラックスします」 このあと平男くんが、どれくらい「ぬっ」とした表情で座っていたかというと…… 飼い主さん: 「10分くらいはこのままの姿勢でいました。その後は、いつものように床に伸びて眠りに入っていきました」
物怖じしない性格の平男くんを見ると安心する
平男くんは元保護猫。飼い主さんとの出会いは平男くんが生後6カ月の頃に行われた譲渡会でしたが、その頃から物怖じしない様子を見せていたといいます。 飼い主さん: 「初めて家に連れて帰るときも、バッグの中でヘソ天をしてリラックスしていました。病院に行くときもヘソ天で落ち着いているほど、平男は物怖じしない性格です」 そしてマイペースで自由に振る舞う平男くんに、飼い主さんはよりひかれるのでした。 飼い主さん: 「とてもマイペースで周囲に左右されませんが、食べ物の気配には敏感で、おやつの袋を開ける音がするとどこからか飛んできます。また、気が強い先住猫のゴハンを横から狙っていたり、遊んでいるおもちゃを奪ったりと、自由奔放なところもあります。それでも憎めないのが平男の不思議な魅力です」 「平男のマイペースな姿は、家族に安心感を与えてくれています」という飼い主さん。平男くんと飼い主さん家族は、お互いに安心感を与え合っているようです。 写真提供・取材協力/@fuji_221102さん/X(旧Twitter) 取材・文/小崎華 ※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
ねこのきもちWeb編集室