【中島史恵メソッドで、更年期も快適&美しく! ①】奇跡の美ボディ・中島史恵さん。彼女のヨガが更年期不調に効果的な理由とは?
1994年に「シェイプUPガールズ」でデビュー、現在はヨガインストラクターとして活躍する中島史恵さん。56歳の現在もスラリとした美ボディをキープする彼女に、更年期の不調やエイジングケアに効果的なヨガを教わる連載がスタートする。第1回は中島史恵メソッドの秘密と、ヨガの前に行うとよい体の歪みを改善するストレッチを公開!
普段あまり使っていない側の筋肉を使うことでバランスが整い、不調が改善しやすくなる
現在、ヨガインストラクターとして活躍する中島史恵さん。2018年発行の著書『たった3週間で下がらない体をつくる 最強逆トレ』では、「逆トレ」というメソッドを提唱していた。6年後の現在、中島史恵メソッドについて改めて伺うと…。 「“逆トレ”は変わらず、現在の私のベースになっているメソッドです。これは、普段使っていない逆の筋肉を使うことに着目したヨガです。 人は誰もが、習慣的に同じ側の筋肉ばかり使っていますが、そうすると片側の筋肉が偏ってついてしまい、逆に使っていないほうの筋肉は衰えてしまいます。これがボディラインのくずれや、腰痛や肩こりなどの体の不調を招く原因になるのです。 そこで、普段使っている筋肉とは逆側の筋肉を使ってバランスを整えようというのが逆トレ。女性は更年期になると、さまざまな不調が出やすくなりますが、筋肉をバランスよく上手に使えていれば不調の改善にもつながるのです。また加齢とともに硬くなりやすい関節を動かすことで柔軟性が高まるので、関節の硬さからくる不調の改善にもつながります。 運動不足の人がいきなり無理に体を伸ばそうとすると体を痛めやすいのですが、私のメソッドでは、無理に伸ばすのでなく、呼吸に合わせてパーツ同士で押し合うことで、自然に体が伸びるようにしていきます。そうすると無理なく体が伸びるので関節を痛めることがありません。 押し合う動きをするとお腹にしっかり力が入るので軸ができ、体が安定しやすくもなります。更年期の不調の予防・改善におすすめなので、ぜひ皆さんも取り入れてみてください」 そんな中島さんが、ヨガを始める前にぜひ行ってほしいと話すのが、体の歪みの改善。 「体に歪みがある状態でいきなりヨガを始めるより、バランスを整えてから行うほうがより効果的。まずは、以下のチェックテストで、自分の上半身と下半身の体の歪みをチェック。歪みがあるとわかった人は、ストレッチをして改善しましょう。体の不調も解消しやすくなりますよ」