抜群の安定感! 実は面白いマイナー四輪駆動セダン 16選 見落とされがちなマニアック車
ボルボS60
ボルボS60は、ドイツ製のミドルサイズ高級セダンに対抗できる存在であり、四輪駆動が加われば天候に左右されない完璧なマシンになる。2011年に発売された2代目S60では、5気筒ターボディーゼルや最高出力306psの2.0Lターボガソリンの「T6」に四輪駆動が設定されていた。T6はポールスターによるチューニング・オプションで最高出力355psに強化できる。 この2代目では、2.4Lディーゼルエンジンと電気モーターを搭載したプラグインハイブリッドモデル「ツインエンジン」も用意された。バッテリーだけで最長50kmを走行可能で、平均燃費は65km/lと謳われている。状態の良い中古車が1万3000ポンド(約260万円)以上するのも不思議ではない。
ボルボS90
ボルボの四輪駆動車といえばステーションワゴンのイメージが強いかもしれないが、セダンのS90にも用意されている。エントリーグレードの「T4」を除く全グレードで四輪駆動を選択可能だ。 ハイブリッドと高速性能を備えたT8リチャージが欲しいなら、中古でも2万5000ポンド(約500万円)以上の予算が必要だ。公称燃費は188km/l、CO2排出量はわずか49g/kmで、四輪駆動により最高出力390psを軽々と発揮し、0-97km/h加速を4.8秒で駆け抜ける。
AUTOCAR UK(執筆) 林汰久也(翻訳)