アイランドキッチンをフルフラットに。掃除や配膳がラク&LDKが広く見える
人気のアイランドキッチン。フルフラットタイプを選べば、視線が抜けていきLDKがすっきり広く見えます。3年前にハウスメーカーで注文住宅を建てたライターは、収納プランにもひと工夫。出しっぱなしを防ぎ、散らかることもなし。フルフラットのおかげで、お皿が一時置きしやすくて、配膳や片づけがスムーズです。
新しい家では迷わずフルフラットキッチンを採用
筆者は、夫と中学生の長女と長男、小学生の次女の5人暮らしをしています。分譲マンションに住んでいましたが、在宅勤務スペースが必要になったため、3年前に注文住宅に引っ越しました。 建てた家の1階にはLDKと水回り、筆者のワークスペースが。2階には夫の書斎、主寝室、子ども部屋があります。 料理をはじめ、家事全般が苦手な筆者。掃除を少しでもラクにしたいという理由で、パナソニックのシステムキッチン「ラクシーナ」のフルフラットタイプを採用しました。 フルフラットタイプは、キッチンの前面(ダイニング側)に「腰壁(立ち上がり)」の部分がないキッチン。腰壁がないと、油はねや水はねなどで、お手入れが大変になるイメージがあります。 しかし、じつは「腰壁」があることで、かえって掃除が大変になることも。筆者が以前住んでいたマンションのキッチンは、10cm程度の腰壁のあるタイプ(写真)。掃除が面倒で、使い勝手も自分には向いていないと感じていました。 フルフラットならワークトップが汚れても、ひとふきできれいになります。採用したのはIHコンロ。ガスのタイプと比較すると、油はねの範囲が広くなりにくいというのが決め手になりました。 加えて奥行き(シンクやIHコンロの奥側の幅)のあるタイプを選べば、きっと掃除もラクになると考えました。 家を建ててから3年。フルフラットのキッチンを採用してよかったと思っています。その理由を紹介します。
1.段差が少ないのでサッとふくだけできれいに
1つめの理由は、キッチンの掃除が簡単なこと。手を左右に動かしてサッとふけば、きれいになります。 以前住んでいたマンションでは、腰壁とキッチン天板の間の角に水アカやカビなどがついてしまいました。5年ほど住んでいましたが、引っ越す頃には、ちょっとやそっとじゃ取れない汚れがあちらこちらに。掃除するのに、とても苦労したことを覚えています。 しかし、フルフラットタイプは汚れがたまる場所がないので、そんな心配は無用。「掃除が面倒くさいな」と思うこともぐっと減りました。