美しい人、飯島直子。「セクシーな衣装もこういう撮影も本当に久しぶりです」
── 今の10代、20代はSNSの影響もあり、より可愛く、きれいに、スリムにと整形を考える子も多いですが、そういう状況についてはどう思いますか? 飯島 それで自分に自信が持てるんだったら、ずっとコンプレックスを抱えて生きるよりも、私は全然いいと思います。うちの姪もここがどうのこうのと言うから、「それで自信が持てるなら整形しちゃいなよ。直ちゃん、お金出してあげるよ」って言いますもん(笑)。 ── 飯島さんも20代のころはコンプレックスを抱えることはありましたか? 飯島 内面的なこともだし、見た目ももちろんありましたよ。やっぱり芸能界にはきれいな人たちがたくさんいるじゃないですか。だから、鼻が低いとか丸顔とかウエストが寸胴だとか。今はたるみが嫌だとかね。もうたくさんありました。でもだんだん気にしなくなってくるというか、気にしないようにして自分のチャームポイントぐらいに持っていく感じですかね。自分を可愛いがってあげられるのは自分だけなので。無理してでもここはちょっと可愛いんじゃない? というところを見つけて多少自信を持っていきたいですよね。 ※vol.02に続きます。
● 飯島直子(いいじま・なおこ) 1968年2月29日東京都生まれ。モデルとして活動後、1988年に『11PM』のカバーガールで芸能界デビュー。レースクイーンとしても活動し、1989年にはカネボウ水着キャンペーンガールに選ばれる。『DAISUKI!』などで人気を集め、1994年にコカ・コーラ「ジョージア」のCMに抜擢されると“元祖癒し系”としてCM女王に。俳優としても数々のドラマや映画に出演。現在は映画『室井慎次 敗れざる者』、『室井慎次 生き続ける者』が公開中のほか、2025年はNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に出演。また、『飯島直子の今夜一杯いっちゃう?』(BSフジ木曜22時~)も好評放送中。2023年から始めたインスタグラムは44万近いフォロワーを有し、話題に。
文/渡辺朋子 写真/野口貴司 スタイリング/奈雲恵里 ヘアメイク/馬田恵美 プロデュース/Kaori Oguri