通勤中にコンビニで「Mサイズのアイスコーヒー220円」を買ってしまいます。自宅からコーヒーをもっていくようにしたら年間いくら節約できますか?
通勤の際に、眠気覚ましや朝食代わりにコーヒーを飲む方もいるでしょう。しかし、1回あたりは少額でも、頻繁に購入すると家計の負担になってしまう可能性もあります。コーヒーをコンビニエンスストアで買うほかにも、自宅でコーヒーを入れて持参する方法もあります。 今回は、通勤時にコンビニコーヒーを購入する場合と自宅からコーヒーを持参する場合で、どれくらい年間の費用が変わるかについて解説します。
毎日コンビニでコーヒーを買う場合と自宅から持参する場合の1年間の合計支出の違いは?
それぞれの場合について、年間でかかる費用を計算します。なお、平日(月~金)の通勤時のみ1日1回購入すると仮定します。休暇等は考慮に入れないものとします。 【毎日コンビニで「Mサイズのアイスコーヒー 220円」を買う場合】 1日あたり220円のアイスコーヒーを、週に5回購入すると1100円です。1年を52週として計算すると、年間では5万7200円となります。 【自宅でコーヒーを水筒に入れて持参する場合】 コーヒーを入れる場合には、ドリップバッグやインスタントコーヒーを用いる方もいるでしょう。また、豆をひいてコーヒーを入れる方もいます。それぞれの場合について、どのくらい費用がかかるか計算します。 ・ドリップバッグの場合 あるメーカーのドリップコーヒーは10袋入りで税込み581円です。そのため、1日あたり58.1円となります。これを年間で考えると、1万5106円です。 ・インスタントコーヒーの場合 あるメーカーの180グラム入りのインスタントコーヒーを用いる場合を仮定します。値段は税込み825円です。1回量をメーカー推奨の10グラムとすると、18回分のコーヒーができるため、1回あたりの値段は約46円です。そのため、年間にすると約1万1960円となります。 ・コーヒー豆をひく場合 あるメーカーのコーヒー豆は200グラムあたり税込み756円です。コーヒーを入れる場合に使う豆を10グラムと仮定すると、1回あたりは約38円です。年間では約9880円となります。 また、アイスコーヒーのペットボトルから水筒に移し替えて持参する方法もあります。あるアイスコーヒーは900ミリリットルで税込み108円です。そのため、毎日200ミリリットル飲んだ場合1回あたり24円で、年間6240円です。 以上の結果より、いずれの方法でコーヒーを入れた場合でも、自宅から持参した方がコンビニで買うよりも安いといえます。