「恥を知れ」怒り冷めないアルゼンチン選手が“ビデオ判定の映像”をSNSに投稿「3年間努力を続けてきたが…」【パリ五輪】
“疑惑の判定”に対戦相手は大激怒だ。 現地時間7月31日、パリ南アリーナにてパリ五輪男子バレーボールの予選リーグ第2戦が行われ、52年ぶりの金メダル獲得を目指す日本代表(世界ランク5位)は、東京五輪銅メダルのアルゼンチン代表(同8位)と対戦。セットカウント3-1で勝利し、決勝トーナメント進出圏内のC組2位に浮上している。 【画像】エアコンなしの質素なデザイン? パリ五輪選手村の全容をチェック しかし物議を醸したのが、第2セット終盤のシーン。20-19とリードするアルゼンチンは、自チームのスパイクがアウト判定となり、日本にワンタッチがあったとしてチャレンジを要求するも、判定は覆らなかった。さらにしつこく抗議を続けるアルゼンチン側には、イエローカード、さらにレッドカードが提示され、日本に1点が与えられた。 アルゼンチンにとっては納得がいかない判定だが、なかでも特に怒りを爆発させているのは、7番のファクンド・コンテだ。敗戦後、コート上に座り込んだ34歳の目からは涙があふれており、さらに会場を後にすると、インスタグラムのストーリーズを更新。勝負の分かれ目となったビデオ判定の映像をフォロワーに共有している。 文面には、「このボールに腹を立てたことで、イエローカード、そしてレッドカードを提示された」と記述。「我々は今大会へ出場するために3年間努力を続けてきたが、目の前で起きている不当な状況に感情を出してはならず、ただ飲み込んでショーを続けなければならない」とつづっており、最後も「恥を知れ」を怒りをにじませていた。 なお、これで日本の通算成績は1勝1敗。現地時間8月2日には、米国代表(世界ランク6位)と対戦予定だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]