ロッテ・高坂球団社長が仕事始めで年頭あいさつ「球団一丸となって立ち向かい今年こそ日本一を」
ロッテは6日、球団の仕事始めを迎えた。高坂俊介球団社長(41)が千葉市内の球団事務所で球団職員らに向けた年頭あいさつを行った。 【写真】昨季限りで現役引退したロッテ・井上晴哉氏が球団の営業部に配属が決定 「私たちは多くのファン、スポンサー、地域の方々、ロッテグループの皆さんのサポートがあり、この数年で大きな成長をしています。しかし、チームはこの5年間で4回Aクラスに入っているものの、リーグ優勝にはまだ手が届いていません。球団一丸となって立ち向かい、今年こそ日本一を果たし、千葉ロッテマリーンズを取り巻くすべての方々と喜びを分かち合いたいと思います」 チームは昨季71勝66敗6分けで3位。2年連続でAクラス入りしたが、日本ハムとのCSファーストステージで敗れて日本一は逃した。このオフはソフトバンクからFA移籍で石川柊を獲得し、今月中にさらなる新外国人の補強も予定。2005年以来18年ぶりのリーグ制覇へ、球団もバックアップしていく。 また浦和球場(さいたま市)を本拠地とする2軍の移転先を今年3月までに決定する予定で、現時点では千葉県と茨城県の計4自治体に候補を絞っている。高坂球団社長は「中長期的なことに視点を向けてみても、ファームの施設の移転先、本拠地・ZOZOマリンスタジアムの未来についてなどこの2025年に決まることがいくつもあります。球団創設75周年となる今年を千葉ロッテマリーンズの大きな転換点とするべくそれぞれの持ち場で頑張っていきたい」と見据えた。