スマホ画面の修理費用が高い理由
3. 大手ブランド店での修理は高額になる
消費主義の不思議な世界では、ほとんどのものに言えることですが、人々は有名ブランドに傾倒しがちです。 そのため、多くの人が、AppleやSamsungなどの大手ブランドが提示する公式交換費用の数分の一の費用でスマホの画面をうまく交換できるというローカルの店に大切なスマホを手渡すリスクを冒すことに躊躇します。 もちろん、はるかに手頃な価格でこのサービスを提供できる小規模店もありますが、正確には交換の規範に則っていません。 画面交換を地元の店にしてもらうと、キャリブレーションがヘタ、スクリーンに不具合があるなど、多くの問題を引き起こす可能性が多分にあります。 もちろん、費用があまりかからないという理由で地元の店を試してみても構いませんが、これにはリスクが伴うことに注意しましょう。 また、Appleなどの公式メーカーは、交換された画面が正しく機能するかどうか確認するためにいくつもテストを行ないますが、地元の交換サービスや小規模の交換サービスはそこまで徹底していないかもしれないことも留意しましょう。
4. LCDとOLEDの違い
長い期間にわたって、スマホメーカーはスマホの画面にLCD(液晶ディスプレイ)を使用してきました。しかし、最近、これは変わってきています。 2~3年前に、SamsungはOLED(有機発光ダイオードディスプレイ)と呼ばれるものを開発したと発表しました。 ざっくり言うと、OLEDのスクリーンは個々のピクセルごとに独自に光を生成できますが、LCDスクリーンはフィルター処理されたバックライトに依存しています。人によって好みは異なりますが、要するにOLEDの方が高価です。 そのため、スマホの種類も画面交換費用に直接影響します。 たとえばiPhone 5などの旧式のスマホの場合は、OLEDではなくLCDのディスプレイを使用しているという理由で、交換費用が少し安くなるかもしれません。 それより新しいスマホで今日市場に出回っているもののほとんどはOLEDのディスプレイを使用しているので、より最新のデバイスが欲しいなら、より高額な交換費用を負担する必要があるかもしれません。