【写真：Getty Images】

　プレミアリーグのリバプールは、レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディの獲得に強い関心を示していると報じられていた。しかし、同選手の獲得に失敗したことで、放出濃厚と言われていた遠藤航は一転して残留する可能性が高まっている。韓国メディア『nate』は現地時間13日に、遠藤の去就について報じていた。 【一覧】プレミアリーグ 2024/25夏の移籍情報 全20クラブ 　英メディア『90MIN』は現地時間13日に、「ソシエダのMFスビメンディは、リバプールから関心があったものの、チームに残留することを決めた」と述べた上で、「リバプールは移籍市場期間中、他の場所で新しいミッドフィルダーを探す必要がある」と、同選手の移籍が破談になったことを伝えている。 　スビメンディの移籍が実現していた場合、序列の低下が避けられなかった遠藤にとってはチャンス到来とも言える状況だ。今夏にはオリンピック・マルセイユからのオファーも報じられており、放出濃厚だった状況が一転して残留に傾きつつある。 　同メディアは、「日本代表キャプテンが劇的に生き残った」と題して、「リバプールが大型移籍に失敗して残留する可能性が高まった」と、遠藤の状況に注目していた。 　そして、「リバプールにとっては衝撃的な事態だ。獲得を確信しただけに、代替を探すのも容易ではないようだ。しばらく前まで、遠藤はリバプールを去るように見えた」と言葉を続け、「しかし、スビメンディ獲得に失敗して、日本代表主将を保持する見通しだ。実際に同選手は、12日のプレシーズンマッチのラス・パルマス戦で先発フル出場している」と、遠藤の状況が好転したことを強調している。