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こんにちは。お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智です。 年末年始はいつもよりも来客が多くなる時期。子どもたちが冬休みに入ると、友だちと遊ぶときには寒い外よりも暖かい家の中で遊びたがります。仲間や友だちを呼んでクリスマスパーティーをしたり、年末年始のご挨拶に来ていただいたりすることもあるでしょう。 【画像で見る】都内16坪の狭小住宅でも叶う！ほんのちょっとの隙間も見逃さない収納アイデア4選 普段は散らかっていても、人が家に来ると片づけるものです。私が主宰する「家庭力アッププロジェクト®」の最終課題は、「ホームパーティーを開く」というもの。それまで人に見せられないほど散らかっていても、人を招待できることを目標に、みなさんがんばって片づけます。一度ホームパーティーを開いた後も、どんどん人を家に呼ぶように勧めています。その度に片づけるので、きれいな家が保たれるからです。 しかし、なんとか家をきれいにしたつもりでも、片づけや掃除が行き届いていないところは意外とあります。自分や家族は普通に生活する中で見過ごしてしまうような部分でも、ゲストの目には留まってしまうかもしれません。ゲストを家に招き入れる前に、チェックしておきたいポイントをお伝えします。

ゲストの目線でシミュレーションしてみる

自分が初めて他の人の家に行くときのことを想像してみてください。家の中をジロジロと見るつもりはなくても、その人がどんな生活をしているのか、目に入るモノから想像してしまうと思います。今のあなたの家の状態から、想像できるのはどのような生活でしょうか？ リビングに本がたくさん並んでいる本棚がある家、余計なモノが一切置いていない無機質な感じの家、趣味のフィギュアが陳列している家……。どんな家でゲストを迎えたいのか、イメージしながら片づけてみましょう。クリスマスなどパーティーのテーマが決まっているなら、飾りつけのスペースなども考えながら片づけをするといいですね。 実際に来客の前に片づけるとき、ゲストが長く過ごすリビングは必ず片づけると思います。そのとき、ゲストが座るであろうイスやソファに自分も座ってみて、あたりを見回してみてください。LDKの形によっては、ゲストが座った場所からキッチンも丸見えかもしれません。その場合はキッチンもきれいにしておきましょう。 いつも通りの風景で見慣れ過ぎてしまい、意外と気づかないのは冷蔵庫。園や学校からのお手紙や郵便物などがマグネットでペタペタと扉に貼られていませんか？ ごちゃごちゃして見えてしまうので、パッと目に入ったときにゲストは気になります。また、冷蔵庫に紙を貼ると情報が古くなってもそのまま貼りっぱなしになってしまいがちなので、これを機会に貼るのをやめてクリアファイルなどに整理することをおすすめします。 座った場所からの眺めを確認したら、すぐ近くの足元や手元にも注意してみてください。ホコリっぽかったり、汚れがついていたり、気持ちよく座っていられる状態ではないかもしれません。 一度ゲストのつもりで動いてみると、ティッシュやゴミ箱の位置、ゲストのバッグを置く場所、コートを預かる場所など、気になることが出てくると思います。小さな子どもを連れて来てくれる場合、おむつのゴミはどうするか、汚したりこぼしたりしたときはどうするか、などのシミュレーションもしておくと、いざというときにあわてずに対応できますね。