なぜ一流ビジネスパーソンほど多趣味なのか? 成果を出す人の休日の過ごし方
「やってみたら、できた」という感覚を養うのが休日
自己効力感とは、カナダの心理学者アルバート・バンデューラが提唱した概念で、「自分なら必ずできる」とか「きっとうまくいく」と思える感情や自信のような感覚を指します。 自己効力感が高い人は、どんな状況でもポジティブに行動できるだけでなく、次のような5つの特徴を持っています。 ①新しいことに積極的にチャレンジする ②どんなことでも素早く行動を始める ③失敗しても過度に落ち込まない ④できない理由ではなく、どうすればできるかを考える ⑤周りから学ぶ姿勢を持っている 私の経験でいえば、「自分にはできないだろう」と勝手に自分の能力に蓋をしていましたが、いざ蓋を開けてみたら、意外とできたことに自分自身が驚きました。 この「やってみたら、意外とできた」という自信が自己効力感の本質であり、世界の一流は休日や趣味を通して、この感覚を養っているのです。
越川慎司(株式会社クロスリバー 代表取締役)