「武蔵高校から2浪で東北大」浪人を後悔した彼がかなえた夢。高校生活は充実していたが成績は低迷
現役で進学していたら研究者になれなかったかもしれませんし、当時ドイツにいた大嶽先生の弟子にもなれませんでした。最短距離で行く人生のほうが無駄はないですが、自分にとっては2年・3年遅れる必要があったんだろうなと思います」 浪人を推奨はせず、現役で進んだ大学で学びのよさに気づくことができればいいと考えている宗前さん。それでも、自身の人生にとっては、結果的ではあれ、浪人の経験が確実に生きているのだと思いました。
宗前さんの浪人生活の教訓:納得できない結果でも、成果が出なかったのが答えだと受け止める
濱井 正吾 :教育系ライター