日大タックル問題、第三者委が中間報告(全文3)「Aがやりましたね」「おう」
内田氏、井上氏には直接ヒアリングをしたのか
週刊朝日:週刊朝日の【ウエダ 00:59:16】と申します。この内田前監督、井上前コーチについては、ヒアリングなり直接的な質問はなさっているんでしょうか。それと先ほどもちょっと質問が出たんですけれども、当日の危険なタックルというのはどこまで具体的な指示があったということが浮き彫りになっているのか、もう少し詳細をお聞きしたいのですが。 辰野:【*****************00:59:53】 勝丸:ちょっとお待ちくださいませ。 大変失礼いたしました。内田監督等の弁解につきましては、報告書の13ページないし14ページ等に詳しく記載しているとおりでございます。当然ながら内田氏、あるいは井上氏についてはヒアリングを行っておりまして、その際にこの2人がどういうふうな弁解をしたかということにつきましては、その弁解の詳細につきましては13ページ以下に詳しく、かなり詳しく記載しております。そういうふうな主張をしていると。かいつまんで言えば今回、認定したようなことについては【否定 01:01:39】しているということでございます。それが内田氏、井上氏の説明でございますが。もう1点はなんでございましたでしょうか。 週刊朝日:何度ぐらい両氏にお会いして直接お聞きしていらっしゃるのか。今も反省の弁はまったくないんですか。 勝丸:ちょっと回数についてはお答えを差し控えさせていただきますけれども、丁寧にヒアリングをしまして、反省しているとは私どもは認定していないと、要するに反省していないなと思ったということでございます。 磯貝:そのほかのご質問、ありますでしょうか。
「Aがやりましたね」「おう」の記述には、客観的な裏付けがあるのか
共同通信:共同通信の【カラヤ 01:02:47】と申します。報告書の9ページのところで、タックル直後、その様子をサイドラインから見ていた井上氏は、その左前方に立っていた内田氏に近づき、Aがやりましたねと声を掛けたところ、内田氏もこれにおうと言って応じた。これは何か客観的なものに裏付けられているのか、それとも客観的な映像なり音などがあるのか、それともヒアリングなどから出た事実になるんですか。 勝丸:ただ今の質問は9ページの括弧3の下の3行のところ、本件タックルの直後、その様子をサイドラインから見ていた井上氏はその左前方に立っていた内田氏に近寄り、Aがやりましたねと声を掛け、内田氏もこれにおうと言って応じたというところの記述に対して、客観的な裏付けがあるのか、ヒアリングで確かめたのかというご質問だろうと思います。 この点は規律委員会の調査報告書には確か出ていなかった事実だろうと思いますけれども、私どもヒアリングの過程でこういうことがありましたということを明確に話してくれる方がおり、また映像等からもそのシーンが裏付けられているということであります。以上です。 共同通信:ありがとうございます。これについて内田氏、井上氏、このやり取り否定とかはしているんですか。 勝丸:基本的に認めておりません。そこら辺のところが内田氏、井上氏の言うことのまったく信用できない理由であります。 共同通信:ありがとうございました。 司会:ほかにご質問のある方、いらっしゃるでしょうか。そうしましたら。