日大タックル問題、第三者委が中間報告(全文3)「Aがやりましたね」「おう」
学長へのヒアリングは当然と言っていながら、理事長に関してはなぜノーコメントなのか
毎日新聞:毎日新聞の【タハラ 00:55:43】と申します。看過できない事実ということで不当な介入があったということのくだりなんですが、日大関係者という表現と日大職員という表現が出てきますが、この関係者というのはOBという認識でよろしいんでしょうか。 勝丸:現段階では特定することをちょっと避けたいんでございますけれども、関係者と職員というのは当然、別の人だとご理解いただけます。 毎日新聞:それで関連してなんですが、この人たちにもヒアリングはもうされているのか。もしされているとしたら、どういうようなことをおっしゃっているのか、どういう意図で、そのようなことをおっしゃったかって。もしくはまだヒアリングされてないのでしたら今後される予定があるのかどうか、ちょっとお聞かせください。 勝丸:ただ今のご質問は現在まだ調査の途中でございますので、ちょっとお答えを控えさせていただきます。ただこれまで行った調査で十分にこの点は認定できると、あるいはまたそれだけじゃないのかもしれませんけれども、最低限こういう事実はあるということでございます。 毎日新聞:もう1点、質問をお願いしたいんですけれども、先ほど学長をヒアリングするのは当然だというようなことはおっしゃったんですが、理事長についてはノーコメントということなんですが、ガバナンスのことを考えたときに、この学長を聞くのは当然で、理事長を聞くのは聞くかどうかノーコメントというのはどのような認識に立ってそのような考えをおっしゃってらっしゃるのか、お聞かせください。 勝丸:これはガバナンスの問題でございますので、全体としては当然ながら、理事長も学長もまったく無関係というわけではございません。しかしながらこれは最終報告のときに整理して申し上げたい。あるいはまたこれから調査する中身とも関わることでございますけれども、基本的に組織ラインとしましては運動部のラインは学長のラインにございます。教育といいますか、そういうものの一環、学務、教務のラインでございます。理事長のほうのラインはそれとはもっと違いまして人事であるとか経営であるとか、そういうふうなものでございます。 もちろん、だからといって本件にまったく無関係だというわけではございませんけれども、ちょっと別の話になると。決してガバナンスの問題を検討していく上で、そっちのほうの問題をやっていかないというわけではないんでございますけど、これからの検討課題ということで、今の時点ではご理解いただきたいと思います。 磯貝:ほかにご質問のある方、いらっしゃるでしょうか。2番目の。