観光シーズン最盛期の山火事 バルカン諸国は海外支援要請
トゥチェピ、クロアチア、8月2日 (AP) ― アドリア海に面したクロアチアのダルマチア海岸にある、ポドゴラとトゥチェピという小さな観光地のすぐ近くで山火事が発生した。 住民は避難して負傷者などは報告されていないが、係留されていたボートが数隻被害にあった。消防当局が7月31日、明らかにした。 現地の民家やホテルに被害はなかった。 バルカン半島の諸国で高温と強風、そして数週間にわたる干ばつによってあおられた山火事が発生。 夏の観光シーズン真っ盛りの北マケドニア、ブルガリア、アルバニアなどが海外からの支援を求めている。 ギリシャでは、アテネの北東に位置するエビア島で、今週2件目の火災が発生。 隣国ブルガリアのギリシャとの国境も影響を受け、同国で2番目に大きな火災が発生。 北マケドニアは30日、EUの支援を要請した。 アルバニアでは、数百人の消防士、軍関係者、ボランティアが、海岸沿いの町シェンジンで発生した火災を鎮圧した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)