電車が走っていない都道府県はどこ? 200人にとったアンケート結果に驚き
世界有数の電車大国と言われる日本。ほとんどの都道府県で電車が走っていますが、全国で唯一電車が走っていない県があるのをご存知でしょうか。 【写真2枚】電車が走っていない徳島県の徳島駅の様子を見る 今回、アンケートを取ったところ、日本人の15%が正解しました。 記事後半では、「電車が走っていない県」の観光情報と観光消費額単価を紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
全国で唯一「電車が走っていない県」はどこ?
LIMO編集部が全国の10代~60代の男女200名を対象に、「沖縄県」「徳島県」「鳥取県」「長崎県」の4択のうち、「電車が走っていない県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の72%が沖縄県と回答。 次に多かったのが15%の徳島県。そして8%の鳥取県、5%の長崎県という順番になりました。 沖縄県と答えた人が全体の7割以上を占めましたが、「電車が走っていない県」はどこなのでしょうか……。
全国で唯一「電車が走っていない県」は…
「電車が走っていない県」は、徳島県です。 徳島県にも鉄道路線はあるものの、ディーゼルエンジンで走る気動車が走っており、架線から電気をもらう「電車」は走っていないのです。 47都道府県で唯一電車が走っていない徳島県ですが、県の中心地である徳島駅を中心に交通網は発達しています。 香川県・高松駅から徳島駅までを結ぶ高徳線や、徳島駅と阿波池田駅を結ぶ徳島線などがあります。 それだけでなく、2021年12月25日から本格営業運行が開始された、線路と道路の両方を走る「DMV(デュアル モード ビークル)」も存在。乗り換えなしでバスと鉄道の両方を利用できるのです。 アンケートで最も票を集めた沖縄県には、「ゆいレール」というモノレールがあります。モノレールは線路から電気をもらって走るので「電車」と言えます。
電車が走っていない徳島県の観光スポットを紹介
徳島県には海も山もあり、豊かな自然を楽しめます。 うず潮で有名な「鳴門」や、ゲゲゲの鬼太郎に登場する児啼爺(こなきじじい)の故郷ともいわれ、妖怪伝説が残る「大歩危」、絶景とスリル満点のかずら橋がある「祖谷渓」など、魅力的な観光スポットが徳島県各地に点在。 2022年度の年間観光消費額は1286億円で、年間延べ宿泊者数は184万人となっています。いかがでしょうか。今回は、電車が走っていない徳島県を紹介しました。 ●調査概要 調査日:2024年5月1日 調査人数:200人(全国の10~60代)
参考資料
・公益財団徳島経済研究所「徳島県の経済と産業」 ・クロス・マーケティング QiQUMO ・阿佐海岸鉄道「DMV(デュアル モード ビークル)とは?」 ・JR四国旅客鉄道株式会社「徳島駅」 ・徳島県「『徳島県観光振興基本計画(第4期)』を策定しました」
小野田 裕太