長期間使っていない「Suica」があるけど、これってどう処理するのが正解?
アナタの自宅に使っていない「Suica」がありませんか? 実は、Suicaは長期間利用していないと使えなくなってしまうことがあります。もし、自宅に使っていないSuicaがあった場合は、いったいどのようにするのが正解なのでしょうか? 【写真でわかる】カード式Suicaの払い戻し手数料、残高は使い切って返却したほうがお得って知ってた?
使えなくなったSuicaはJR東日本のSuica対応駅の改札係員に相談!
引っ越しや転職で通勤路線が変わったことで、長期間使わなくなったSuicaが自宅に眠っていませんか? あるいは未利用の記念Suicaカードなどを持っている人もいるかもしれませんね。 実は、長期間利用していないSuicaは、十分な残高が残っていても使えなくなってしまうことがあります。Suicaが使えなくなる期間は半年程度と言われていますが、JR東日本の公式サイトでは“一定期間”としか書いていないので、具体的な期間は分かりません。
もし、久しぶりに使おうとしてSuicaが使えなかった場合は、駅やコンビニなどでSuicaをチャージしてみましょう。Suicaにチャージすることで未利用期間がリセットされ、正常に使えるようになることがあるのです。
それでもダメな場合は、JR東日本のSuica対応駅で改札係員に相談してみるといいでしょう。
10年以上使っていないSuicaはどうなるの?
未使用のまま10年以上経過したSuicaは失効してしまいますが、この場合はどうすればいいのでしょうか? 対処方法は2つあります。 まず、Suicaをもう一度使いたい場合は、Suicaエリア内のJR東日本の駅のみどりの窓口において「新しいSuicaカードへの交換」が可能です。 つまり、10年以上未使用状態のSuicaカードを新しいものに交換し、残高を新しいSuicaへ移し替えることができるんですね。このとき、未使用だったSuicaは回収されてしまいますが、手数料は一切かかりません。 もし、未使用のSuicaが不要になった場合は「Suicaカードの払いもどし」扱いとなり、残高とデポジット(500円)が返金されますが、その際は手数料220円が残高から引かれるのでご注意ください。ただし、残高が220円未満の場合は残高は返金されず、デポジットの500円だけが返金されます。 なお、記念Suicaカードについてはカードの交換及びチャージ残額の移し替えはできませんので、「Suicaカードの払いもどし」と同じ扱いになります。