長期間使っていない「Suica」があるけど、これってどう処理するのが正解?
そこで気になるのが、発売からそろそろ10年を迎える「東京駅開業 100 周年記念 Suica」です。この記念Suicaは2014年12月20日に発売されたため、2024年12月20日には10年を迎え、失効して使えなくなるのです。 とはいえ、東京駅開業 100 周年記念 Suicaは2016年3月頃まで複数回に渡って発売&発送されているため、発売時期は異なります。そこで、JR東日本では混乱を避けるため、購入日に関わらず一律で失効日を2026年3月31日としています。
ちなみに、JR東日本によると、東京駅開業 100 周年記念 Suicaは427万枚が発行され、そのうち2024年3月末時点で約250万枚が未利用となっています。 もし、東京駅開業 100 周年記念 Suicaの残高がもったいないと思う人はぜひ使ってみてはいかがでしょうか? 一度、鉄道・バス、買い物等で使用すると、そこからさらに10年間は失効しませんよ。
いかがでしょうか? 実はSuicaを長期間利用していないと、使えなくなることがあるのを知らない人も多いと思います。長期間未使用で使えなくなっても、無料でSuicaカードを交換してもらえることは、ぜひ覚えておきましょう。 また、記念Suicaなど特殊なデザインのSuicaの場合、窓口で交換すると通常デザインのSuicaとなってしまうため、そのまま持ち続ける人が多いようです。とくに、東京駅開業 100 周年記念 Suicaは、デポジットの500円に加え1,500円の残高が含まれているので、せめて残高だけは使い切ってから保管するようにしたいですね。
西澤浩一