被災県道に歩道整備を 内灘町長が知事に要望
川口克則内灘町長は26日、石川県庁で馳浩知事と懇談し、能登半島地震による液状化被害が深刻な県道松任宇ノ気線の復旧工事に合わせ、歩道の整備と拡幅を要望した。馳知事は「大きな被害を受けた道路であり、大事な要望として受け止める」と述べた。 川口町長は、被災した町北部地区での公営住宅造成などに必要となる市街化調整区域の除外、内灘海岸に堆積する飛砂の除去や漂着ごみの回収費用への財政支援などを求めた。 太田臣宣県議、七田満男町議会議長、岡部幾雄町会区長会長らが同行した。 川口町長は懇談後、来年2月の任期満了に伴う内灘町長選への見解を記者団に問われ、「しっかりと復旧・復興を成し遂げないとならないという気持ちだ」と述べ、4選出馬への意欲をあらためて強調した。