明治創業の老舗菓子店“大阪屋商店”が事業停止 事後処理を弁護士に一任 コンビニスイーツの台頭などで営業環境は厳しく 新潟市
新潟市秋葉区の大阪屋商店が事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したことが分かりました。 民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、大阪屋商店は明治創業の老舗菓子店で、新潟市秋葉区の中心街で「オーサカヤ」の店舗名で営業を展開。洋菓子から和菓子まで多くの商品を取り揃え、アンティークなインテリアの店内にはイートインスペースも設け、常連客も多くいました。 しかし、近年はネット通販普及で各地の人気商品が手軽に取り寄せできる環境が整ったほか、コンビニスイーツの台頭もあり、営業環境は厳しさを増していました。 また、物価高に伴う食材の高騰なども生じ、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至ったということです。
NST新潟総合テレビ