栄養士が考えた一日1,300kcalのダイエットプラン
※この記事は、海外のサイト『グッド・ハウスキーピング』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 まずはじめに、一日1,300kcalのダイエットプランを1週間続けるのは容易いことではない。けれど、体重を2,3キロ落としたい、日々の食習慣をリセットしたいなどの目的で本気で挑戦したい人へ、健康維持に必要な主要栄養素に焦点を当てた食事プランをまとめてみた。 「一日1,300kcalのダイエットプランは、短い期間で素早く減量を達成するために用いられることが多いです」と話すのは、女性専用の健康管理栄養士でポッドキャスト「フローリッシュ・ハイツ」のホストを務める登録栄養士のヴァレリー・アジェマンさんは話す。「ただし、このダイエットプランではほとんどの人が十分な栄養とエネルギーを得られないでしょう」 ここで紹介しているさまざまな朝食、昼食、夕食(+100kcal程度のおやつ)では、一日合計約1,300kcalになるよう設計されている。ある日のランチが気に入ったら次の日もまた同じメニューにするなど、それぞれの食事を自由に組み合わせてもOKだ。ここに挙げた選択肢から選ぶ限り、一日の総カロリーをおよそ1,300kcalに抑えることができる。砂糖たっぷりのソーダやジュース、ラテは飲まずに、水や炭酸水、無糖ブラックコーヒー、淹れたての無糖アイスティーなど、カロリーゼロの飲み物を選ぶようにして。
もちろん、長期的な減量ではヘルシーな食べ物を常に(またはほとんどの食事で)選択する必要がある。自分の生活習慣に合わないと、せっかく低カロリー食で減らした体重は一時的なものになる可能性が高い。もしこのプランが厳しすぎると感じたら、野菜の量を2倍(もしくは3倍、4倍など)に増やし、おやつに果物の摂取量を増やしてみよう。さらに一日を乗り切るお腹の満足感とエネルギーが足りないと感じたら、30~140gのたんぱく質を追加して。 また低カロリーの食事プランを1~2週間以上続ける場合、栄養ニーズを満たし栄養不足を予防するために不可欠である、栄養士への事前の相談を必ず行いましょう、と話すアイジェマンさん。「登録栄養士は、個人の年齢、活動レベル、食物アレルギーや不耐性、予算、文化、食物と身体の関係、食の好み、生活習慣、基礎疾患などの要素も考慮してくれます」と説明する。「彼らは栄養価の高い食品を選択し、限られたカロリー摂取を最大限に活かすのに必要な指導をしてくれるでしょう」とも。彼女はさらに、このようなカロリーを制限する食事プランは、妊娠中、授乳中、または摂食障害の病歴がある人には適していないと警告する。「気になることがあれば、必ず医療提供者に相談しましょう」と彼女はアドバイス。