ロッテ・田中晴也、佐々木朗希のメジャー挑戦に「その分、自分にはチャンス」黒木コーチ「一歩二歩先を行きたいというIQ」称賛
ロッテの田中晴也投手がプロ3年目となる来季ローテ入りに意欲を見せた。 ポスティングシステムを利用した佐々木朗希投手の米大リーグ挑戦が球団から容認されたことを受け「朗希さんっていうすごい大きな先発の軸となる投手がいなくなるっていうのはありますけど、その分、自分にはチャンスだと思ってますし。今年1軍を経験させてもらって、来年の3年目っていうのはすごい勝負の年というか、自分にとってすごい分岐点になる1年だと思う。しっかり自分をアピールして、1年間チームに貢献できたらいいなと思ってます」と語った。 2年目の今季は吉井監督の育成プログラムにより1軍登板を20イニングに限定されながら、プロ初勝利(1敗)を挙げ、防御率1・80をマーク。レギュラーシーズン終了後は新球チェンジアップ習得に努め、課題のクイックモーション改善にも取り組んだ。 黒木投手コーチは「チェンジアップを使えれば縦の変化に加え、投球の奥行きが出てくる。クイックのタイムも速くなっている。すごい探究心だったりとか、一歩二歩先を行きたいというIQというか、マインドを持っている。素材的に楽しみな選手。間違いなくこのチームでも重要な柱になっていかなければいけない選手です」と期待した。
中日スポーツ