銀座にできたネオビストロ〈ラトリエ ド オト〉は、フレンチとワインを気軽に楽しめる!
寒い冬の日に彼女とシェアして食べたいのが、“牛フィレ肉のウェリントン風 ソースペリグー”。 フランスのクラシカルな料理を、村田シェフが昇華させた逸品。国産牛のフィレ肉と、上質なバターの香り漂うパイ生地、トリュフ香るソースの三位一体の美味しさ。細心の注意をもって焼き上げるという火入れは絶妙、濃厚ながらも重すぎない味わいがちょうどいい。 こちらには、フランス・ボルドー、シャトー・ディッサンの“ブラゾン ディッサン マルゴー 2020” (2090円/グラス)を。滑らかな飲み心地、複雑ながらも重すぎないテイストが、マデイラ酒とトリュフを使ったソースペリグーを引き立てる。
デザートは、ブリオッシュのパンケーキ“バラの香りのパンペルデュ”。キャラメリゼした表面はカリッと香ばしく、中はふんわり。とろけるローズバターと、テーブルで仕上げに吹きかけるキプロス産ダマスクローズウォーターが香り、能登産の塩が味わいを引き締める。 デザートは、シャンパーニュ・メゾンのアンリ ジローのデザートワイン“アンリ ジロー ラタフィア シャンプノワ”(1540円/グラス)とともに。専用のスポイトを使って注ぐのも、締めにふさわしい演出。
店名の“oto”=“音”は、物体の振動によって発生する“波”より。ゲストとスタッフとのやりとりや、食事を楽しむ際のグラスやカトラリーの音、キッチンでのサウンド、店内に流れるミュージックの振動といった波が調和し、ひとつになる。 そういった居心地のいい空間で、彼女と気軽にフレンチとワイン、楽しんでみて!
●ラトリエ ド オト(L’atelier de oto)
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F 営業時間:11:00~15:00(14:00LO)、16:00~23:00(フード21:00LO、ドリンク22:00LO) 定休日:施設に準ずる TEL:03-6264-5402 ※サービス料10%別
取材&文=はまだふくこ