街角スナップに学ぶ「カラーコーデ術」3選!ポイントは黒の引き締め&白のちょい足し
秋も深まり、街並みは暗い色みの服装が増えてきた。そこで目を引くのが、色彩豊かなコーディネイトだ。 【写真9点】「街角スナップに学ぶカラーコーデ術!」の詳細を写真でチェック 今回は、そんな色使い賢者の3人をピックアップ。計算された3色使いに黒の引き締め、繋ぎの白……ワンパターンにならない配色テクを分析しよう。
① 3色使いの統一感は“トーンの合わせ”にあり!
渡部佑磨さん(33歳) 緑のアウターに青のストライプシャツ、足元はオレンジを効かせた配色上手なコーディネイト。発色のいい3色を使いながらも統一感があるのは、色のトーンを合わせているからだ。 例えば、もしシャツの色みが薄かったら、少しぼやけた印象になるかもしれない。
パンツはネイビーで少し落ち着かせながら、鮮やかなオレンジに繋いでいる。カラフルな組み合わせも、アイテム同士の距離を持たせたり、繋ぎの色を引き算することで、このまとまり感が実現する。
② 優しげカラーは少量の黒で引き締め!
向井裕太郎さん(27歳) キャメルのスエードジャケットにカーキのカーディガン、ブラウンのシャツを合わせた重ね着上手なコーディネイト。こちらもトーンを合わせたアースカラーでまとめることで、統一感を持たせている。
さらに、タートルネックやシューズを黒で引き締め、柔らかい配色にメリハリをつけている。
③ 万能×遊びの組み合わせは繋ぎの白がキモ!
沖本宙恭さん(31歳) グリーンを基調にした遊び心あるチェック柄パンツは、秋の定番アウターであるGジャンをオン。万能アイテムとの組み合わせだが、注目したいのは白シャツの裾出しだ。 ともすればパキッと分断されてしまいそうなブルー×グリーンだが、白を足すだけで自然に繋がる。 ◇ モノトーンで街に溶け込むのもありだが、好きな配色で遊べるのもレイヤードコーデを楽しめる秋冬ならでは。 いつもと違った色使いで、今季のファッションをより楽しんでみてはいかがだろう?
OCEANS編集部