フットボールと歩んできた100年──「UMBRO(アンブロ)」の変わらない伝統と革新的な機能性をひもとく
また、フットボールブランドとしての周知という点では、アンブロカップという大会を全国各地で行っています。 こちらも歴史が古く、1995年にイングランドで世界の強豪チームを集めて開催され大会が起源です。この流れをくみながら、日本では小学生から高校生までを対象にした大会を行っています。
次の100年に向けて
ー今後のブランド展開にあたっての狙いを教えてください。 松井: これからもイギリス発祥のブランドであり、100年の歴史を有していることを軸に据えていきます。その上で、現代のフットボールカルチャーと結びついたデザイン性や機能性を追求した製品の販売をしていきます。 また、フットボールの普及活動やお子さんへの安全教育にも力を入れていきます。イングランドでは、お子さんの脳への影響からヘディングが禁止されています。こうした情報を日本でも広めていくと共に、頭を保護するプロテクトヘッドバンドのようなお子さんの成長や安全を守る商品を開発していきます。 100年続いてきたブランドですので、社会の変化にうまく適応しながら発展してきました。私たちは次の100年に向けて、フットボールに関わるすべての人々と一緒に成長していきたいと思っています。