紅葉見頃!イチョウ並木 “映え写真”求め大パニック 「車道に出ないで!」警察出動も無視 “無法地帯”に
紅葉の見頃を迎えた東京。今年2024年は残暑の影響で例年より遅い見頃となりましたが、青天に恵まれた週末の各地のスポットには多くの人たちが集まりました。 【写真24枚】イチョウ並木 “映え写真”求め大パニック 警察出動も無視 “無法地帯”に 写真を見る
明治神宮外苑イチョウ並木が“無法地帯”に
都内の数ある紅葉スポットでも特に多くの人が訪れていたのは、見頃を迎えた明治神宮外苑のイチョウ並木です。 11月30日土曜日、『めざまし8』が取材すると…。 千葉県から来たカップル: 思ったより黄色でした。(アプリで)加工しなくても全然きれいでした。 “黄金色のトンネル”に魅了される人たち。その一方で…。 取材スタッフ「信号が青になった瞬間、皆さん写真を撮ろうと歩道に出てきました」 横断歩道は、撮影する人が立ち止まり大混雑に。 中には、歩行者信号が赤になってもお構いなしで写真を撮り続ける人たちも。車やバイクもしびれを切らし、辺りにはクラクションが鳴り響きます。 さらに撮影する人たちは車道にまであふれ出しします。 車道は約200mにわたり撮影する人たちで埋めつくされ、左折レーンは車が走行できない危険な状態に。 そんな“無法地帯”となったイチョウ並木に現れたのは…。 警察: (クラクションを鳴らして) 車道に出ないでください!車道に出ないでください! 通行人: 車道に入んないでってよ。 通行人: そりゃそうだよ…。 警察官が拡声器を使って呼びかけますが…その場を後にした、わずか1分後。 取材スタッフ「警察の車両が去った後すぐに車道に出て写真を撮っている人がいます」 警察: 車道に出ないでください!!(クラクションを鳴らして) 立ち止まらないで下さい!信号変わってます!! なぜ注意されても撮影を続けるのか? 撮影していた、インド人観光客に話を聞くと…。 ――車道での撮影は禁止らしいが? インド人観光客: 信号もあるし、車も来て「駄目」って言ってくれたね、警察も。ルール守ってくださいって。。 ――それでもきれいな写真を撮りたい? そうそうそう。 警察の呼びかけは理解していた上で「キレイな写真を撮りたかったから」と話しました。 インドネシアから来たという観光客は…。 インドネシア人観光客: インドネシアはずっと暖かいので、こういう葉っぱないですね。 ――「車道撮影は駄目」と呼びかけているのは聞こえた? まぁ聞こえるんですけど、日本語たぶんあまり分からなくて…。(車道で撮影する人に)知らせるのは、英語だと皆分かってくれると思いますけどね。