【ボートレース】ピットマン工藤記者4日目注目は平山智加「何度も特訓してる位置」/蒲郡PG1
<蒲郡ボート:クイーンズクライマックス>◇PG1◇4日目◇29日 【工藤記者の注目選手】 トライアル1回戦11Rを見てつくづく思った。「平山智加の18号機は出てるな」と。さすが、Wエースの一翼を担うだけのことはある。TR2回戦11Rは、その平山で勝負する。 1回戦11Rの1Mは2コースの浜田亜理沙と3コースの平高奈菜が握り合う展開。絶好の差し場が開いたが、右手がハンドルから離れてしまった。「緊張してたんでしょうね。もったいなかった」。突き抜けられなかったものの、道中の接戦に競り勝って3着を守った。 もっとも、気配に関して問題はない。チルト0度とマイナスを試して、0度を選択。それがいい方向に働いた。「足は0度の方がいいですね。調整も何となく、こっちの方がいいかなって」。 複勝率上位12基によって争われるトライアルだけに「抜け出す足にはならないですよ」とは言うものの、18号機が持つポテンシャルの高さは、この上ない武器となる。「枠次第だけど、伸びを重視するより乗り心地をしっかりさせたいですね」。コーナー勝負重視で臨む構えだ。 1回戦12R終了後の枠番抽選では4枠を引いた。「いい枠に越したことはないけど、ぎりぎり許容範囲ですね」と言いつつも「今回、何度も特訓をしてる位置ですから」とにやり。今度は冷静に立ち回って先頭に躍り出る。