サイエンスアーツ、アジラのAI警備システムと「Buddycom」との連携で警備業務の効率化を推進
株式会社サイエンスアーツは12月19日に、同社が提供するライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」と、株式会社アジラが提供するAI警備システム「AI Security asilla」との連携開始を発表。この連携により、施設内の異常を検知してから対応までの時間を短縮し、警備業務の効率化推進を図る。 【もっと写真を見る】
株式会社サイエンスアーツは12月19日に、同社が提供するライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom(バディコム)」と、株式会社アジラが提供するAI警備システム「AI Security asilla」との連携開始を発表。この連携により、施設内の異常を検知してから対応までの時間を短縮し、警備業務の効率化を図るという。 AI警備システム「AI Security asilla」は行動認識技術を基にしたAI警備システム。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したときのみ、瞬時に映像を通知する。映像をモニタリングする警備員の業務を軽減するとともに、見逃しや見落としを減らすことを図る。 ライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、インターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi)を利用して、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービス。音声、テキストチャット、動画、位置情報(IoT)に加え、AIを利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能だ。 今回の連携で、「AI Security asilla」で検出した異常行動や不審行動を、「Buddycom」を通じて従業員に直接通知することができる。 これまで「AI Security asilla」で検知された警備事案は、メールもしくは防災センターにいる人にのみリアルタイム通知が可能だったが、この連携によって「Buddycom」を利用する警備員やスタッフへ、音声での一斉通知ができるようになった。これにより、事案発生場所にもっとも近いスタッフが直接現場に駆け対応する体制を整えることができ、より迅速な初動対応が可能になるほか、柔軟な警備体制の構築にも貢献するとしている。 文● ASCII