ロッテ菊地吏玖 知名度アップへ「エスコンでのハム戦は全部抑える」故郷・苫小牧市での凱旋少年野球教室で実感
ロッテの菊地吏玖投手が7日、ふるさと大使を務める北海道苫小牧市で開かれた「菊地選手 凱旋! 少年野球教室」に参加し、同市内の少年野球チームに所属する約50人の小学5~6年生に野球指導した。 プロ2年目の菊地は登板1試合に終わった昨年のルーキーイヤーから飛躍を遂げた。今季は20試合に登板して1勝0敗1セーブ、2ホールドの防御率2・25。プロ初勝利、初セーブ、初ホールドを記録した。 それでも、子どもたちからの知名度は「いいえ、ないです。まだまだ全然。20試合投げても、(そんな投手は)そこら中にいますし」と苦笑。「中継ぎというポジションの特性上、目立ちにくいっていうのももちろんあって。知らなくても仕方ない」と言いつつも、知名度アップのために来季は「試合はとにかく抑えて。特にエスコンでのハム戦は全部抑えれば、なんかちょっとみんなの目にはとまるようになると思うので。特にエスコンでの試合は意識して投げたいと思います」。チームが今季3勝9敗と大きく負け越したエスコンフィールド北海道での活躍を誓った。 プロになってから故郷で野球教室に携わるのは今回が初めて。「子どもたちには、もうとにかく野球を楽しんでやってほしいなって思っている。(野球教室が)終わった後、みんなの顔を見たら楽しくやってくれたんじゃないかなと思います」と喜んだ。
中日スポーツ