平屋と2階建てをいいとこどりした間取り。家事と子育てが快適に
●洗面台は1階の真ん中、寝室はいちばん奥に
1階の中央には洗面台をつくりました。毎日使うタオルや衣類は、洗面台の収納に。 隣の脱衣所で洗濯し、そこでそのまま干して、乾いたら洗面台の収納に入れるだけというコンパクトな動線に。着替えやタオルを脱衣所側に寄せておくと、タオルを忘れてもドア越しにすぐ取れて便利です。 ちなみに洗面台のうしろには、2階への階段があります。小さい子どもが階段へ勝手に上らないよう、階段は水回りやLDKから見える位置に。 また、寝室も1階に。ですから、もし夫婦の足腰が弱っても、完全に1階で生活できます。 寝室は奥まった場所にありますが、LDKに近いため、日中は話し声やテレビの音が漏れてくることも(ちなみに、LDKとの間にはドアが2つある)。夜勤明けの仮眠など、昼間に静かに過ごしたい人は、気になると思います。
●散らからないようクローゼットも1階に
LDKと和室に接する場所に、4畳のウォークスルークローゼットをつくりました。理由は、1階が散らからないよう、大きな収納も必要になると考えたからです。 服を収納するタンスや普段使う上着、子どものオモチャや習い事グッズを収納しています。将来、子どもが巣立ったあとは、夫婦のメイン収納として使うつもり。そのときは、2階の収納を使わなくてよくなると思っています。
2階に大きな収納があると1階がきれいに保てる
2階には、4畳の屋根裏収納をつくりました。ここには大きくてかさばるものや、季節ごとにしか使わないもの(クリスマスツリーなど)を収納しています。 2階に大きな収納があると、1階の収納に余裕ができます。ですから、毎日使う収納がごちゃごちゃすることもありません。大きなものをすべて2階に収納できる、今の間取りは大満足です。 ほかにも2階のトイレや子ども部屋で使う消耗品を収納できる場所を、廊下につくりました。これで、2階で使う掃除物品や消耗品も、1階に置かなくてよくなります。これも1階が散らからないでいる理由だと思っています。
2階は普段大人が使わない子ども部屋だけ
2階には、収納以外に子ども部屋3室と、トイレがあります。つまり、普段筆者夫婦が使うスペースがないので、老後は2階へ行く必要がありません。 ちなみに子どもたちは現在、リビングで学習する習慣に。成長して受験やテスト勉強などをするようになったら、2階で学習させる予定です。