高校生の長男に学校を休んでもらって「ディズニー旅行」を計画しています。「平日」に学校を休んで行くのはありでしょうか?
夏休みや冬休みなどの長期休み以外では、家族で平日に旅行へ出掛けることはなかなかできないでしょう。親の仕事は、有給休暇が取れるかもしれませんが、基本的に平日は学校があるため、子どもの都合をつけるためには学校を休まなければなりません。 平日に旅行するために子どもが学校を休むことについては、さまざまな意見があります。実際に「学校を休ませたことがある」もしくは「休ませてもよいと思っている」という人は、どのくらいいるのか気になる人も多いでしょう。 本記事では、高校生最後の年を迎えた子どもと平日にディズニー旅行をすることについて、学校を欠席させる際に考慮すべき点や、平日と土日の旅行費用の違いも含めてご紹介します。
旅行を理由に学校を休ませることについての意見とは?
アクトインディ株式会社が運営する「いこーよ総研」のユーザーアンケートの結果によると、お出掛けや旅行のために子どもに幼稚園や保育園・学校を休ませたことがある人の割合は、全体の56%ということです。 また、実際に休ませた経験の有無にかかわらず、お出掛けや旅行が理由で幼稚園や保育園・学校を休ませることに対して賛成派の人は約7割となっており「反対」「どちらかというと反対」という人の倍以上多いことが分かっています。 賛成の理由には「親の仕事の都合で平日にしか休みが取れないため、学校を休ませないと家族で旅行に行けないから」「平日の方がすいているから」「土日より料金が安いから」などが挙げられています。 一方、反対派の意見としては「子どもに学校は休んでよいものと思ってほしくない」「勉強が遅れる心配がある」などがあるようです。
旅行で学校を休ませる際に考慮した方がよいこととは?
今回の事例では、子どもが高校生ということなので、学校を休ませる際にも考慮しなければならない点がいくつかあります。 まず、高校は出席日数を満たさないと単位を取得できません。何日欠席すると単位が取れなくなるのかは学校の規則によるため、確認が必要です。 同時に、今のお子さんの出席状況を確認しておきましょう。もし、出席日数がギリギリで卒業に影響する可能性があるようなら、平日に学校を休ませることは断念した方がよいかもしれません。 また、学業への影響も考える必要があります。特に、試験や重要な授業がある日は、欠席させない方がよいでしょう。平日に旅行のために学校を休ませるのであれば、できるだけ影響の少ない日を選ぶことが重要です。