有村架純×坂口健太郎のNetflix「さよならのつづき」が釜山国際映画祭へ、配信日も発表
有村架純と坂口健太郎がダブル主演を務めるNetflixシリーズ「さよならのつづき」が、韓国・釜山で開催される第29回釜山国際映画祭のオンスクリーン部門に日本作品として初めて正式招待されることが明らかに。あわせて本作が、11月14日よりNetflixで世界独占配信されることも発表された。 【画像】Netflixシリーズ「さよならのつづき」場面写真はこちら 岡田惠和がオリジナル脚本を手がけた本作は、北海道とハワイを舞台に運命に翻弄される2人の奇跡を描くラブストーリー。プロポーズされたその日に恋人の雄介を亡くしたさえ子は、悲しみに打ちひしがれる。一方で、雄介の心臓を提供された成瀬は、心に違和感を覚えていた。有村が傷ついた人を笑顔にするおいしいコーヒーを世界に広めようと奮闘するさえ子を演じ、坂口が子供の頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬を演じる。 釜山国際映画祭のプログラミング・ディレクターであるナム・ドンチョルは、本作を招待するに至った理由を「繊細かつニュアンスに富んだ描写によって、よくある物語とは一線を画した新鮮な魅力があると感じました。特に、俳優たちの魅力的な演技が視聴者の目を奪うでしょう」と説明。岡田は「先行して観ていただく方々にどんな風にこの作品が届くのか。楽しみにしております。自信作です」、監督の黒崎博は「たくさんの愛情と、笑いと悲劇を密度高く詰め込んだこの作品を、早く皆さんの元に届けたい。その第一歩として、釜山の地で幕を開けたいと思います」とつづっている。なおこのたび、本作の場面写真5点が解禁された。 ■ 岡田惠和 コメント 釜山国際映画祭に「さよならのつづき」が参加できることになったと聞いたときには、驚きと同時に心が躍りました。作品は完成し、あとは配信を待つのみとなっている我々スタッフに、勇気と自信をいただきました。選んでいただいて心から感謝しております。先行して観ていただく方々にどんな風にこの作品が届くのか。楽しみにしております。自信作です。 ■ 黒崎博 コメント 有村さん、坂口さんたちキャストの渾身の演技が、そしてスタッフが追及した映像美が、釜山に届いたのだと思います。世界中から秀作が集う本映画祭でお披露目できるとは、作品にとってこんな幸せなスタートはありません。一つ一つのカットに日本中で、そして世界で見てもらえるようにと思いを込めながら撮り進めました。たくさんの愛情と、笑いと悲劇を密度高く詰め込んだこの作品を、早く皆さんの元に届けたい。その第一歩として、釜山の地で幕を開けたいと思います。 ■ ナム・ドンチョル(釜山国際映画祭 プログラミング・ディレクター) 「さよならのつづき」は、繊細かつニュアンスに富んだ描写によって、よくある物語とは一線を画した新鮮な魅力があると感じました。特に、俳優たちの魅力的な演技が視聴者の目を奪うでしょう。