ひな人形やかぶとはどうやって処分すればいい? メルカリで売れますか?【メルカリのプロが解説】
子どもが生まれると、節句のお祝いにひな人形や五月人形、かぶとなどを購入することも少なくないと思います。でも子どもが大きくなると、飾ることがなくなるかもしれません。そうすると置き場所にも困ってしまいますが、簡単に捨てることもできないものです。 ひな人形やかぶとの手放し方を「All About」フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえが解説していきます。 (今回の質問) ひな人形やかぶとはどうやって処分すればいいですか? メルカリで売れますか? (回答) 自治体のルールに従って一般ゴミとして処分することも可能ですが、団体や知人に譲るのも1つの手です。また、メルカリで売ることもできますが、サイズが大きい場合は送料などに注意してください。 以下で詳しく解説します。
◆ひな人形やかぶとの処分のタイミングは?
ひな人形やかぶとは、子どもの健康や成長を祈り、そして厄を子どもの代わりに引き受けてくれるお守りのような役割を果たすと言われています。 そのため、どのタイミングで手放せば良いのか分かりにくいですが、子どもが成長してひな人形やかぶとが役目を終えたと思った時が、処分をするタイミングと考えて良いのではないでしょうか。そのため、子どもの年齢などはあまり気にする必要はありません。
◆どうやって処分する?
ひな人形やかぶとは、自治体の指定に従ってゴミとして処分することも可能です。ただ、気持ち的にゴミとしては出せないと思うならば、神社やお寺で供養してもらう方法もあります。これに関しては人形供養を行なっているかどうかリサーチが必要ですし、予約なども必要になってくるでしょう。 他にもひな人形などを求めている団体や知人がいれば、譲ることも可能。節句が近づくと施設などで飾るために募集されることもあるようです。自治体や施設によって異なるので、時期が近づいたら調べてみるとよいかもしれません。
◆メルカリなどのフリマアプリでも売れる?
ひな人形やかぶとはメルカリでも取引されています。ひな人形の場合は7段飾りのものや、お内裏さまとおひなさまのみのものなどがありますが、それほど高い価格での取引にはならないようです。かぶとも同じ考え方です。中には高価なものもありますが、多くは処分料を支払うとマイナスになってしまうため、メルカリなどでマイナスにならない金額で売るという感覚かもしれません。 ひな人形やかぶとは、使用回数はさほど多くはないものの、購入してから時間が経過している場合が多いでしょう。そのため古いものであることを明記した上で、出品していきましょう。 また梱包した後のサイズも大きくなるので、送料には注意してください。販売価格よりも高くなっては本末転倒ですから、あらかじめサイズを測って送料を計算した上で、販売価格を決定していきます。 サイズが大きいと発送にも注意が必要。コンビニまで持っていくのが大変なので、らくらくメルカリ便の集荷の依頼(荷物1つにつき税込100円)を活用するとよさそうですね(ゆうゆうメルカリ便は集荷に対応していないので注意してください)。 この記事の筆者:川崎 さちえ ネットオークション歴19年、フリマアプリ歴9年。NHK『あさイチ』をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。
川崎 さちえ