フィリピン中銀総裁、25年最初の会合での利下げにオープン
[マニラ 20日 ロイター] - フィリピン中央銀行のレモロナ総裁は20日、来年に開く最初の金融政策決定会合での利下げにオープンだと述べた。同時に、海外の政策動向やインフレ加速につながり得る地政学情勢を注視する考えを示した。 来年の政策決定会合は6回開催するが、日程はまだ決まっていないとした。 ブルームバーグテレビのインタビューで「緩和するかしないかという点では、小幅な措置を取る用意がある」と述べた。 通貨ペソについては、足元の下落はドル高によるものだとし、長期的な下落よりもボラティリティーを懸念していると述べた。 ペソは19日、フィリピン中銀による0.25%ポイント利下げを受けて過去最安値で終了した。