【DeNA】ドラ6坂口翔颯がトミー・ジョン手術「復帰したときの自分にワクワク」 手術日は未定 肘の状態把握済みで指名 復帰は2026年シーズン以降の予定
プロ野球・DeNAは7日、ドラフト6位の坂口翔颯投手(國學院大)がトミー・ジョン手術を受けることを発表しました。 【画像】DeNA 2024ドラフト指名選手 今年のドラフト会議で「MAX153キロの伸びのあるストレートに多彩な変化球を強気で投げ込む総合力の高い投手。東都大学リーグでは1年生秋に最多5勝で最優秀投手とベストナインを獲得」という評価で、坂口投手をドラフト6位指名したDeNA。 球団はドラフト会議の前から手術が必要な状況を把握した上での獲得だったことを明かし、仮契約を含めて話し合った際に坂口投手本人も、できる限り早いタイミングでのトミー・ジョン手術を受ける意思があったと言います。 また肘の故障がなければ、ドラフトでかなり上位で獲得されるだろうと予想していたことも明かし、手術日はリハビリ体制の準備が整い次第、決まるとのことです。 この日、球団は新入団選手発表会を行い、坂口投手は「プロ野球選手と同じユニホームを着て、実感が確実なものになった。ホテルで着替えて鏡で見て、『プロ野球選手になったんだな』と感じた」とコメント。 手術について「ケガを公開した中でのドラフトを迎えるのは、すごく不安が大きかった。『手術をして復帰したら絶対に1軍で活躍できる能力があると思って取っている』と言っていただいて、自信になった。そういう言葉があったから前向きに手術を考えて、復帰したときの自分にワクワクしながらやっていこうと思えている」と前向きに話しました。 大学の1学年先輩で西武の武内夏暉投手は今季新人王を獲得し、「すごい近い存在だと思っていた人が、すごい遠いところに行っちゃった感じがある」と少し寂しげな様子でしたが、「まずは地道なリハビリからですが、復帰した時の自分が、その背中を終えないとは思わない。リハビリをちゃんとやってコンディションを整えて、自分の最高のパフォーマンスをできる状態で、2026年のシーズンを迎えたい」と語りました。