カツデンがスチール製家具の新ブランド立ち上げ
カツデン(本社・東京都台東区、社長・坂田清茂氏)は、スチール製家具の新たなプロダクトブランド「hyle(ヒュレー)」を立ち上げた。 ヒュレーは、質料や素材を意味するギリシャ語。今回のブランドは「Material―Centered Design(素材中心設計)」をコンセプトに展開し、素材がもつ個性や特性をデザインの起点に据え、細部にこだわった製品を生み出す。埼玉美里(埼玉県美里町)、島根益田(島根県益田市)の東西両工場で生産を手掛け、ユーザーニーズに対応する。 20、21日には、東京都港区の産業貿易センターで開催した「BAMBOO EXPO22」に新製品3点を展示し、スタイリッシュな一つひとつの家具に多くの来場者が足を止めていた。いずれもこのほど立ち上げたブランドサイトで紹介するほか、インスタグラムの公式アカウントを通じて情報を発信する。 カツデンでは一連のブランドを通じて「既存の素材においても価値や可能性を再考しながら、未知なる素材を探求するマテリアル開発にも取り組む」としている。