価格高騰中でも注目を集める新築マンションを櫻井幸雄が解説! 2024年最新の超人気物件を一挙公開
販売開始前で超高人気となったマンションは?
販売開始前で人気物件の目安・販売前人気指数「2倍」以上となったのは、全国で41物件。半年前の調査では35物件だったので、わずかに増加していることになる。 そのなかで、販売が開始されれば短期間で完売する可能性が高い「販売前人気指数10倍以上」となったのは全国で6物件。半年前の前回調査では3物件だったので、大幅増ということになる。 販売前人気指数で最高値となったのは埼玉県さいたま市内の「URAWA THE TOWER」(販売前人気指数19.2倍)だった。JRの浦和駅から徒歩3分に建設される地上27階建ての免震・超高層マンションだ。 総戸数525戸(一般に販売されるのは291戸)の大規模物件で、販売前人気指数が19.2倍になるのは驚異的。まだ価格は公表されていないので、「いくらになるのだろう」と興味を抱く人が多い結果、資料請求者が殺到している様子が見て取れる。 浦和駅の西口側で、歴史ある高砂エリアに建設されるので、安く販売されることはないだろう。「高額でも、この場所のマンションであれば、ぜひ購入したい」と考える人が販売開始を待ち構えている……これから先の「スター物件」となることは間違いない。 それに続く、高人気指数物件は「シティタワー東京田町」。住友不動産が分譲する地上34階、全180戸の超高層マンションである。 建設地の芝浦エリアで、複数の超高層マンションを開発してきた住友不動産のマンションであること、そして住友不動産の都心の超高層は、最初の販売が買い得と考えられていることから、販売開始を待ち構えている人が多い。 これもまた今後の「スター物件」の候補だ。このほか、戸数規模が大きく、販売前人気指数が高いマンションとして、「リビオタワー品川」(全815戸で、販売前人気指数5.0)と「リビオシティ文京小石川」(全522戸で、販売前人気指数7.5倍)がある。いずれも、要注目の新規分譲マンションだ。