【中日】リードオフマン狙う若武者が巻き返し誓う「盗塁の数も増やしていきたい」
中日・岡林勇希外野手(22)が28日、巻き返しを狙う6年目の目標に、盗塁数アップを掲げた。今季は右肩痛で開幕から約1か月出遅れ、状態が上がらず、123試合で打率は2割5分6厘、10盗塁にとどまった。リードオフマンとして期待されたが、悔いを残すシーズンだけに「来季は打率だけでなく、盗塁の数も増やしていきたい」とリベンジを誓った。 本拠地バンテリンDの広さを考えれば、一発攻勢は難しい。だが、今季のチーム盗塁数は、12球団最少の40だけに、井上監督は「得点に絡む走塁が大事。盗塁数を倍にしたい」と来季の戦略を明かした。 チーム最多盗塁は岡林だが、他にも福永や田中ら、期待の俊足がそろう。「いい足を持ってる岡林に(盗塁を増やすように)言い聞かせます」と指揮官。キーマンに指名された22歳を中心に、井上竜が機動力アップを狙う。(森下 知玲)
報知新聞社