快適生活研究家の田中ケンさんが自然への恩返し! 入間川へヤマメ放流のお手伝いに密着
快適生活研究家として活動する田中ケンさんのYouTubeチャンネル『田中ケンのoutsideチャンネル』。これまで様々なアウトドアアクティビティが紹介されていますが、今回は「ヤマメ 放流しちゃいました! これで楽しく釣りができちゃいます!」と題された動画に注目しました。 【写真】ヤマメを放流するその模様をチェックする(全5枚)
ケンさんがヤマメの放流をお手伝い!
動画冒頭、ケンさんは今回の活動について、入間川に魚(ヤマメ)を放流するお手伝いに来ていると説明します。撮影日の翌日がヤマメ漁の解禁日となり、この放流は、1年中魚が釣れるようにするための取り組みとのこと。 「素晴らしい活動」と語るケンさんですが、実は別の思惑もあるようで……。この入間川、ケンさんの家の前を流れる川でした。「私も釣りを楽しめるように頑張ってお手伝いできれば」と釣りへの思いをのぞかせます。 さっそく放流の開始です。説明を聞き、1人ずつバケツに放流する魚を入れてもらいます。バケツを持って川岸に向かい、いざ放流。1カ所ですべての魚を放流するのではなく、川岸を歩いて移動し、少しずつ何カ所かに分けて放流していきます。「なかなか難しいよ」と語るケンさん。 その後、クルマで次の放流場所に移動しながら少しずつ放流します。途中、魚の入ったバケツに川の水を足す場面があり、ケンさんは「魚を川の水に慣れさせる意味がある」と説明していました。 さらに移動中の車内、ケンさんは今回の放流は漁業関係者の指示で3班に分かれて作業していることを説明します。「なかなかシステマチックで楽しい」「もうちょっと頑張ってお手伝いしたい。そうすれば僕の家の前にいっぱい魚が住みつくということ、釣りが楽しみ!」と続く作業にもやる気を見せていました。
「自然に遊ばせてもらう」ということ
動画後半にはケンさんが「こういうことが少しずつでも大事って感じますね。自然に遊ばせてもらうだけでなく、遊ばせてもらうために、自然に対して恩返しも」と話す場面も。さらに、「魚の放流が恩返しかどうかはわからない。でも日本はこれから川魚が生きていくのが厳しくなるんじゃないかという声を聞く、暑すぎてね。こういう活動一つ一つがメッセージとして次の世代、その次の世代へと繋がればいい」とも話していました。
放流活動でケンさんが感じたこととは……
活動を終え、「自然で遊ぶにはルール・マナー・モラルが大事なのかなと改めて感じた」と話すケンさん。また、入間川を「水ももちろん綺麗、ゴミもほとんど落ちていない素晴らしい川」「釣りの楽しみだけでなく、川遊びにも最高な川では」と絶賛していました。 最後に「ちょっと今日も良いことできたというのがこの田舎暮らしの良いこと。またいろいろとチャレンジ、お手伝いしていければ」と締めくくりました。環境問題にも、皆が積極的に楽しく関われると良いかもしれませんね。興味を持った方は、ぜひ動画をチェックしてみてください。
野中陽平