太田幸司氏、14安打9得点を奪った西武打線に「来年に向けていいヒントになったのでは」
MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『オリックス-西武戦』で解説を務めた太田幸司氏が、最下位が決定した西武について言及した。 強力な投手陣を武器に開幕直後は貯金生活を送っていたが、4月9日のロッテ戦から7連敗を喫すると、ここから低迷。交流戦前に松井稼頭央監督が休養し、渡辺久信GM兼監督代行となったが、チームは浮上せず。 太田氏は「西武は投手陣が非常に良い。昨年もチーム防御率リーグ2位、打線さえうまく絡めば上位に来ると評判は高かった。高橋光成が0勝11敗、その辺が大誤算でした」と指摘し、来季に向け「西武の場合は(打線の)柱がないのでね。打てる外国人が来ないと、日本人選手だけではという感じはしますよね」と打線の補強が急務だと口にした。 それでも、同日のオリックス戦で14安打9得点を奪った打線について「今年あんまり見られないような繋がりの良い野球をしましたね。バッティングも大振りではなく、コンパクトにという所で、来年に向けてはいいヒントになったのではないでしょうか」と評価した。 (提供=MBSベースボールパーク)
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