「え、この人すんの?」中日・木下拓哉、広島・九里亜蓮、阪神・原口文仁…FA市場の活況にファン悲喜こもごも
広島・九里亜蓮投手(33)、阪神・原口文仁内野手(32)が12日、FA権を行使することを表明した。今オフは近年になくFA市場が活況だ。 ◆テレビの生放送でFA宣言した落合博満【写真】 ソフトバンクからは2020年最多勝の石川柊太投手(32)が行使を宣言し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、東京五輪日本代表の甲斐拓也捕手(32)も行使の意向が報じられている。楽天・茂木栄五郎内野手(30)や中日・木下拓哉捕手(32)も市場に名を連ねる。 巨人・菅野智之投手(35)は海外FA権を行使してメジャー挑戦の意向で、同じく海外FA権を持つ九里も国内外で争奪戦となる可能性がある。また、巨人・大城卓三捕手(31)、阪神・大山悠輔内野手(30)も国内FA権を取得しており、動向が注視されている。一方でDeNA・佐野恵太外野手(29)、ロッテ・西野勇士投手(33)、阪神・糸原健斗内野手(32)、楽天・酒居知史投手(31)は権利を行使せずに残留する。 X(旧ツイッター)では「え、この人すんの?みたいなのが多い」「今年FA選手多くね?」と純粋に驚く声のほか、「藤川阪神には全獲得目指してほしい」「FAだと甲斐と石川柊太欲しいな~!」と応援する球団の有力選手獲得に期待するコメントも相次いだ。一方で「FAのせいで体調悪すぎワロタ」「ぐっち(原口)FAはつらい」「甲斐がFAはやばいな」と、退団がより現実味を帯びるFA宣言に対する悲しみの声も。ファンにとって、悲喜こもごものストーブリーグがやってくる。
中日スポーツ