斬新すぎて実現不可能!? 新国立競技場の旧計画を担当したザハ・ハディドの代表作5選
抽象性と流動性をテーマに、近未来なデザインを次々と生み出したザハ・ハディド。常に新しい風景を創造し、建築界に一石を投じ続けた彼女は、未来を先取りし過ぎるがあまり「Queen of the Unbuilt」として時代に排除されそうになった時期も。しかし、予測不能で自由な世界観を貫き通した彼女の姿勢は、建築ファンのみならず、世界中の人々の心に大きなインパクトを与えました。 既存の概念をあざ笑うかのような有機的な曲線美、今にも動き出しそうな躍動感や浮遊感。彼女が世に送り出したデザインは、きっと未来の人々の称賛を受けることでしょう。 突然の逝去を惜しむ声のなか、「アンビルト」の異名とは裏腹に、「Queen of the Curve=曲線の女王」、「Queen of the Architecture=建築の女王」と多くの称賛を浴びるザハ・ハディド。世界を旅しながら、次世代建築へのアーチを描いてくれた彼女の作品を愛で、そのみなぎるエネルギーと情熱を体感してみたいものです。