「最後に潰したらどうしよう」チーム最年長の39歳・宮西尚生が語った“恐怖” CS突破へ「みんなでもう一度ここで」
◇プロ野球 パ・リーグ CS ファーストステージ 第3戦 日本ハム5-2ロッテ(14日、エスコンフィールドHOKKAIDO) 【画像】勝利しガッツポーズを見せる日本ハム・新庄剛志監督 日本ハムがロッテとの第3戦に逆転勝利し、CSのファイナルステージ進出を決めました。 3点リードの状況で9回のマウンドに上がったのはチーム最年長・39歳の宮西尚生投手。ロッテ打線を三者凡退とキッチリ抑え、試合を締めくくりました。 宮西投手は試合後、お立ち台に上がりその思いを聞かれると「ここ数年のことを考えると、今このヒーローインタビューの場所に立てているとは、本当に思いもしなかったので、すごくうれしいです」と一言。 また、9回に登板した心境について「今シーズン若い子たちが一生懸命頑張ってここまで来て、最後の最後に潰したらどうしようという気持ちでマウンドに立っていました」と吐露。9回のマウンドを任されるとは事前に言われていなかったことを明かし、託してくれた新庄剛志監督に感謝を述べると、若い選手らの躍進に関し「本当にみんな一生懸命だし、絶対成長するって思ってたんで、本当にここまで成長したのは監督のおかげだと思います」と言葉を続けました。 ファイナルステージに向けて思いを聞かれる中、ファンからは「帰ってきてー!」の声が。これに応えるように「帰ってきますよ。みんなでもう一度ここで戦いましょう!」と言葉を送ると、球場に集まったファンからは大歓声があがりました。 日本ハムは16日からみずほPayPayドームでソフトバンクに挑みます。ファイナルステージではすでにソフトバンクが1勝のアドバンテージを手にする中、先に4勝したチームが日本シリーズ進出となります。