【富士Ｓ・人気馬の敗因】２番人気セリフォスは４着止まり 藤岡佑介「この馬らしい脚を使えませんでした」
［ＧⅡ富士ステークス＝２０２４年１０月１９日（土曜）３歳上、東京競馬場・芝１６００メートル］ １番人気ソウルラッシュと人気を分け合った２番人気セリフォス（牡５・中内田）は４着に敗れた。ＧⅠレース以外ではデビュー以来初めて馬券圏内を外す結果となった。 互角のスタートから道中は中団の内めを追走。直線では前が壁になるシーンもあり、追い出されたのは残り３００メートル付近から。最後はよく追い上げたものの、前を捕らえるまではいかなかった。 「馬が完成されて前半から進みは良かったです。ただ勝った時と比べると道中行きたがっていて、３角に入ってからもアゴを出すような走りで脚が溜まっていない感じ。直線はこの馬らしい脚を使えませんでした。なかなか勝ち切れないなかＧⅠへ向けてメリハリの利いた走りをさせたかったのですが、課題が残りました」と振り返ったのは、鞍上の藤岡佑。このタッグは２０２２年の富士Ｓを制していたが、当レース２勝目はならなかった。
東スポ競馬編集部
