【菊花賞】展開から浮上するのはこの馬だ
「菊花賞・G1」(20日、京都) 前に壁をつくるにはやや難しい枠に入ったメイショウタバルがハナを切るが、淀の三千を逃げ切るのは至難の業。自分のリズムで運べれば強い馬だが、ここは一枚割り引いて考えたい。 他の有力馬が比較的外枠を引いたのに対して、ダノンデサイルは内めの絶好枠。馬群の中で我慢ができる馬で、好位のインを取れるのは大きなアドバンテージ。ダービーと同様、直線はラチ沿いをするすると抜けてくる姿が目に浮かぶ。 アーバンシックはルメールが騎乗した前走でイメージを一新。ここも難なく中団につけ、勝負どころでは前を射程圏に。先に抜け出したダービー馬を目がけて自慢の末脚を爆発させる。